開店と同時に多くの客であふれた15日朝の新宿高島屋。
そのお目当てが、15日から始まった「初夏の大北海道展」。
北海道の海の幸を余すところなく詰め込んだ海鮮丼や、秘伝のタレで3度焼きした十勝豚丼など、北海道在住のバイヤーがえりすぐった80社ほどが出店しています。
この北海道物産展、常連客にとっては欠かせない一大イベントになっています。
常連客(70代):
(Q.何年来てる?)もう10年以上。例年の習慣になってるから、これがないと1年を過ごせないというだけ。
そんな常連客たちが開店早々押し寄せていたのが、1日30点限定で販売となる「かになまら盛り弁当」。
3種類のズワイガニを丼ぶりにめいっぱい盛りつけた人気商品です。
一方、60代の女性が目にうっすらと涙を浮かべ買えたことを喜んでいたのは、小樽産のシャコ入りの海鮮丼です。
60代女性:
広告の写真を見て涙が出そうになって、20何年ぶり。(シャコを)ボイルするのが分からなくて、その時アプリとかなくて、自己流で湯がいてボロボロになっていた。それ以来。
スイーツのイートインコーナーにいたのは30代の女性客。
常連客(30代):
ずっとずっとこの日を楽しみにしてたので、広告を見てどれにしようかなってリサーチして、お店どこにあるか確認して。最短ですっていけるように。(Q.なんで詳しい?)おいしいじゃないですか。おいしいのは正義なので。
この女性のお目当てはソフトクリームの食べ比べでした。
常連客(30代):
宇野牧場さんはクリーミーでさっぱり。(美瑛)ファーマーズマーケットさんは、くどすぎない濃厚さで食べ応えがある。鈴木牧場さんが一番ソフトクリームだなって感じ。
高島屋の担当者によりますと、2025年はゴールデンウィーク以降も近場に出かける人が多い傾向で、物産展への客の入りも増えることを期待しています。
物産展は5月28日まで開催される予定です。