夏の味覚・ところてんの原料となる静岡県下田市特産・テングサの漁が2025年も始まりました。
下田市の須崎地区では5月13日から浅瀬で育ったテングサを取る”丘取り”とよばれる漁が始まり、この日は4時間近く行われました。
海女の宮川欣子さん(90):
(テングサの)長さ短い!去年よりすごく短い
初日の水揚げ量は1006キロとまずまずで、長さは短いものの質は申し分ないということです。
漁が終わると海沿いの広場にはテングサが天日干しのために広げられ、この時期ならではの赤紫色のじゅうたんが広がりました。
須崎地区のテングサ漁は8月まで行われる予定で、14日からは船で沖に出て行う「潜り」の漁も解禁されています。