鹿児島県薩摩川内市は、市内の中学校に勤務する男性職員が、生徒の個人情報が入った個人用USBメモリーを紛失したと発表しました。
薩摩川内市によりますと13日、市内の中学校に勤務する男性の会計年度任用職員から、自身が担当する生徒7人分の氏名や学習の様子などを記録した、個人用USBメモリーを紛失したと報告があったということです。
薩摩川内市の規定では、職員が個人の記録媒体やパソコンを業務で使用することは禁止されていますが、この職員は自宅で作業する目的で、個人用メモリーにデータを記録していたということです。
薩摩川内市教育委員会では、14日までに該当する生徒の保護者への説明や謝罪を終えていて、現在のところ不正使用などは確認されていないということです。
事案を受け、藤田芳昭教育長は「速やかに再発防止を講じる」とコメントしています。