水辺での本格的なレジャーシーズンを前に、福島県三春町で水難救助訓練が行われた。
「カヤック体験中に男性１人が溺れてしまっていまして」
三春町の三春ダムで行われた水難救助訓練は、今後カヤック体験などのレジャーを展開予定のモンベル三春店の職員も参加した。
水辺での事故が多くなるこれからのシーズンを前に、初動の対応を早さを向上させることが目的で、ゴムボートの準備の手順や、水上での操船ルールなどを確認した。
また、上空からドローンによる捜索訓練も実施され、参加者達は迅速な救助に向けた連携を深めていた。
郡山地方広域消防組合三春分署の先崎正洋副分署長は「小さなお子様から目を離さなかったり、救命胴衣をつけるだけでなく、完全に着装してつけたり、安全管理を徹底して楽しんでいければと思っています」と話した。
郡山消防本部は、水辺では天候の変化に注意することや、単独行動を控えることなどを呼びかけている。
