コメ価格が高止まりする中、夏まで放出する予定の備蓄米の量を毎月10万トンとする方針です。
備蓄米はこれまで3回放出され、合わせて約31万トンが落札されていますが、農林水産省は今後7月まで、毎月約10万トンの備蓄米を放出する方針を固めました。
また、業者が落札した備蓄米は「原則1年以内」に政府に売り戻す条件があり、大手の業者以外は参加しづらい構図となっているため、この期間を数年程度に延長することも検討しています。
スーパーのコメ価格は2024年の2倍ほどの高止まりが続いていて、さらなる備蓄米放出などで価格を抑えたい考えです。