アメリカのIT大手マイクロソフトが、世界の従業員の約3%に当たる6000人規模の人員削減を行う方針であることがわかりました。
アメリカのメディアは13日、マイクロソフトの世界の従業員約3%に当たる、6000人規模の人員削減を行う方針だと伝えました。
今回の解雇がどの国や部門を対象にするのかは明らかになっていませんが、2024年6月時点で従業員はアメリカを中心に世界中に約22万8000人いて、必要な組織変更を継続的に実施し特に管理職などのポジションを削減していく方針を示しています。
マイクロソフトはAI事業やクラウド事業が好調で、2025年1月から3月までの決算は売上高、最終利益ともに四半期決算として過去最高を記録しました。これらの成長分野に経営資源を集中させる狙いがあるとみられます。
大規模な人員削減は、2023年に約1万人を解雇して以来です。