早くもシーズン到来です。日本海で獲れた天然のクロマグロが、14日早朝に鳥取県の境港に初水揚げされました。

14日午前7時ごろの境港。岸壁に横付けされた船からクロマグロが次々と水揚げされました。
このクロマグロは、宮城県のまき網船団が石川県沖の日本海で獲った8.5トン、60本余りで、境港では2024年の初水揚げが記録の残る1982年以降では最も早い記録でしたが、それをさらに更新して2024年より1週間も早い初水揚げとなりました。

競り場に並べられたクロマグロは、重さ100キロ超えがほとんどで、最大は225キロの大物でした。

手締めの後に始まった初セリでは、1キロあたりの最高値が2890円、平均では2600円程で取引されました。

境港天然本マグロPR推進協議会・島谷憲司副会長:
買い求めやすい値段で提供して、不景気感を吹き飛ばしたい。

日本海のクロマグロは、乱獲を防ぐため漁獲枠が設けられていて、境港での水揚げも漁獲枠を越えない範囲で7月上旬ごろまで続く見込みです。

TSKさんいん中央テレビ
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