5月13日、鹿児島市の幼稚園にやってきたのは音楽を奏でるロボット楽団です。
ドラムやピアノを演奏するロボットたちに、園児たちは非日常の時間を大いに楽しんでいました。
13日、鹿児島市の桜ヶ丘中央幼稚園にやってきたのは、4台のロボットと人間1人で構成する「ロボット楽団オルディオン」です。
作ったのはフルートを担当する鹿児島高専名誉教授の幸田晃さん。
なぜ、幸田さんがロボット楽団を思いついたのかというとー。
鹿児島高専 名誉教授・幸田晃さん
「ベースの人を雇ったり、ドラムの人を雇ったり、ちょっと大変と思った時、ひょっとしたらロボットでできるんじゃないのか」
ロボットが演奏するのはこの幼稚園の園歌です。
ドラムやピアノなど近未来の音色を奏でるロボットたちに約220人の園児は興味津々の様子で、一緒に園歌を歌っていました。
ロボット楽団が演奏したのは童謡からアニメソングまで約20曲。
体をくねらせて踊るロボットに合わせて園児たちもノリノリで演奏会を楽しんでいました。
園児
「楽しかった」
「かっこよかった」
鹿児島高専 名誉教授・幸田晃さん
「演奏している曲ほぼ全て歌ってくれて、こちらもどんどん演奏できて楽しかった。実際にロボットがこうやって動いているという自分が思い描いていた夢が実際に形になって、こういう印象をずっと持ってもらって大きくなってもらいたい」