5月13日、岩手県宮古市ではアサリ漁が解禁になりました。水揚げは2024年の同じ時期の2割ほどにとどまりました。

宮古市の金浜海岸のアサリ漁は午前8時半に解禁され、浜辺には多くの漁業者が集まりました。

金浜海岸では以前は市民も潮干狩りを楽しむことができましたが、現在は資源保護のため漁業者に限られています。

宮古漁協では資源再生のため2025年3月に約1.1tのアサリの稚貝を放流したということです。

アサリは2cm以上に成長したものが採取可能で、漁業者たちは熊手などを使って掘り出していました。

宮古漁協によりますと、解禁日の13日、管内で採取されたアサリは約60kgと2024年の同じ時期の2割ほどにとどまっていて、海水温の上昇が要因の一つとみられています。

漁業者からは「今年はダメだね、全然いない」「稚貝というか子どもの貝もあんまり見えない」などの声が聞かれました。

アサリ漁は6月中旬までに8回行われる予定です。

岩手めんこいテレビ
岩手めんこいテレビ

岩手の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。