岩手県大船渡市の山林火災で住宅に被害を受けた人のための応急仮設住宅が完成するのを前に、防災保安協会から県に消火器と火災警報器が贈られました。

5月13日は防災機器の設置や点検をする県防災保安協会の菊池正敏理事長などが県庁を訪れ、県土整備部の上澤和哉部長に目録を手渡しました。

寄贈されたのは、東京に本社がある防災機器メーカーなど6社から寄付された、消火器52本と住宅用の火災警報器92個です。

県は、応急仮設住宅を大船渡市の赤崎町蛸ノ浦と三陸町綾里に合わせて33戸整備していて、それぞれ17日と24日から入居が始まります。

上澤部長は「住民が安心して過ごせるよう有効に活用させていただきます」と感謝を伝えました。

県防災保安協会 菊池正敏理事長
「火災に対して早期発見・初期消火、これを図っていただいて、健やかな生活をしていただきたいという思いでいっぱい」

消火器と火災警報器は蛸ノ浦地区の仮設住宅には5月12日に設置され、綾里地区の仮設住宅には5月19日に備え付けられるということです。

岩手めんこいテレビ
岩手めんこいテレビ

岩手の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。