石川県民のソウルフードと言えばこちらの芝寿しですよね?
正確には笹寿司なんですが、その笹寿しに昨日、「まさかの新商品」が追加されました。
稲垣アナ:
「皆さんおなじみ笹寿しに新商品が発売されました。それがこちらです。白の帯『鯛』の隣に…なんとピンクの帯!『鱒(ます)ずし』と書いてあります」
12日から期間限定で発売されたのが「桜ます寿しの笹寿し」。国産のサクラマスを100%使用した贅沢な一品で、芝寿しが本格的なます寿し作りに乗り出すのは、創業以来初めてです。笹を開いて見ると…
稲垣アナ:
「すごい!身がギッシリだし色が鮮やかですね…。あっ、うまい!(サクラマスの)身がフカフカしてて、脂も乗ってるからトロトロじゃないですか…」
宮本さん:
「そうですね、この脂を逃さずに(身の)塩漬けをしたりだとか、 シャリの方は今回こだわって 『赤酢』を使用して、いつもの笹寿しとは違った作り方をしています」
しかし…ます寿しといえば、お隣富山県の象徴ともいえる『ソウルフード中のソウルフード』。なぜ今回、芝寿しがます寿しを…
宮本さん:
「そちらは弊社・梶谷(社長)の思い入れが強いので、社長の方にお話を聞いて頂けますでしょうか?」
ということで…
芝寿し3代目、梶谷真康社長に直接伺いました。
梶谷社長:
「金沢駅のウチのお店でも、『ます寿しありませんか?』って、しょっちゅう言われてきたんです、昔から」「やっぱり北陸は、ます寿しだと。いつか作りたいなと思っていたんですよ。いつかウチでもます寿し作りたい。でもな…でもな…みたいな」
試行錯誤することおよそ1年。国産サクラマスの中でも、3kg以上の大ぶりなものを厳選。酢飯には「赤酢」をブレンドし、コクと旨みを加えました。通常の笹寿しと同じようにプレスしたあと、重石を載せて9時間以上置くという特別製法です。
梶谷社長:
「ウチのお寿司には今までなかった新しい味でもあるんです」
稲垣アナ:
「富山でも売るんですか?」
梶谷社長:
「あー、もちろん!富山でも端っこの方で売らせて頂ければ嬉しいなと。先輩方がたくさんおられますから…」
稲垣アナリポート:
「ということでやってきました、富山駅。芝寿しのます寿し、富山での初日の売れ行きは…?」
富山駅の駅ビルにある「芝寿し とやマルシェ店」
店長に聞いてみると…
三浦店長:
「個包装の方はこちらと…もうこれだけになってしまいまして。朝から大変好調に売れまして、私どももビックリしているんですけども」
稲垣アナ:
「そうなんですか!」
三浦店長:
「そうなんです、残りがもうこれだけになっております」
稲垣アナ:
「ビックリですね!」
三浦店長:
「そうなんです。今回期間限定として販売するので、出来ればこのまま好調であれば、年間を通して販売できればと思っております」
梶谷社長:
「新しい押し寿しとしてこんなのも作ってきたんだなと本当に気楽に、かつ皆さんの中にあるます寿し(のイメージ)と重ね合わせながら食べて頂ければ面白いんじゃないかと思います」
「桜ますの笹寿し」は来月30日までの期間限定です。さらに鱒寿司専用の箱に入った桜ます寿しを20日に発売するそうです。こちらは8月7日までの販売だそうです。