牛同士を闘わせる伝統的な闘牛大会で、まさかの場外乱闘です。
角を突き合わせ、にらみ合う2頭の牛。
事の発端は扉にありました。
2頭の牛は誤って開いたままになっていた扉から勢い余って場外へ。
その後も激しく角を突き合わせ、場外乱闘を繰り広げたのです。
この映像が撮影されたのは5月11日、ボスニア・ヘルツェゴビナの中部にある村。
牛同士を闘わせて夏の訪れを祝う、この地域に古くから伝わる伝統的な闘牛大会です。
すぐさま関係者が棒を使って牛を取り押さえようとしますが、牛は制止を振り切り、会場にいた1000人の群衆目掛け突進。
牛は多くの人の目の前を縦横無尽に逃げ回っています。
映像には、牛に突き飛ばされないよう必死に逃げる人も映っていました。
その後、2頭の牛は捕獲されましたが、けが人などの詳細は分かっていません。
まさかの場外乱闘に発展した闘牛大会は、ヒヤリとする牛同士の“モー烈”な取組となりました。