2024年10月、警察官になりすまして岡山市の高齢男性からキャッシュカードをだまし取り現金を引き出した疑いで、30代の男が5月13日、警察に逮捕されました。匿名・流動型犯罪グループいわゆる「トクリュウ」の指示で犯行に及んだとみられています。
詐欺と窃盗の容疑で逮捕されたのは大阪府松原市に住む無職、大塚健太容疑者(33)です。大塚容疑者は24年10月、岡山市に住む70代の男性の自宅に警察官を装って電話をかけ「口座から現金が不正に引き出されている」などと話したうえで、警察官になりすまし男性の自宅を訪問。キャッシュカード6枚をだまし取り現金550万円を引き出した疑いです。
大塚容疑者は「トクリュウ」から指示を受けた受け子・出し子とみられていて、24年10月、同様の容疑で大阪府内で逮捕されていました。警察の調べに対し大塚容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。