日本被団協に贈られたノーベル平和賞のメダルと賞状のレプリカがきょうから広島市の原爆資料館で展示されています。レプリカを貸し出した県被団協の箕牧智之理事長も展示開始に合わせて資料館を訪れました。
原爆資料館を訪れた箕牧理事長は石田館長の案内で展示を見学しました。
今回のノーベル平和賞のメダルと賞状のレプリカの展示は、「多くの人に見てもらいたい」という箕牧理事長と広島市の松井市長の思いが一致し、実現しました。
メダルの直径はおよそ6.6センチで、賞状には「NihonHidankyo」と記されています。
資料館では現在ノーベル平和賞受賞を記念して、被爆者のこれまでの活動を紹介するパネル展示を行っています。
資料館は、展示を通して核兵器廃絶へ向けて前進し続ける大切さを実感してもらいたいとしています。
【県被団協・箕牧智之理事長】
「世界は平和でなければいけないということを感じ取ってほしいです。そうは言いながらも世界中どこかで戦争が終わらない」
メダルと賞状の展示は8月31日まで行われています。