北海道南部のせたな町の牧草地で、クマが目撃され、警察などが注意を呼び掛けています。
5月12日午前11時ごろ、せたな町北檜山区丹羽付近で、道道を車で走行中のハンターの男性が牧草地内を歩き回るクマを発見しました。
男性は銃を所持していなかったため、他のハンターに応援を要請。駆け付けたハンターが銃を1回発砲しましたが、クマには当たらず、そのまま山林に立ち去ったということです。
市などによりますと、クマは体長約1.6mで、年齢は3歳~4歳の成獣とみられています。
ハンターにけがはなく、現時点で新たな目撃情報や被害などは確認されていません。
現場は近くの住宅まで約400mの距離にあることから、警察が付近に注意を呼び掛けています。