大規模な山林火災が発生した岩手県大船渡市の復興に役立ててもらおうと、宮城県が岩手県に見舞金30万円を贈りました。
全国の都道府県から県に寄せられた見舞金は、東京都、鳥取県に次いで3件目です。
5月12日は宮城県復興・危機管理部の高橋義広部長ら3人が岩手県庁を訪れ、県復興防災部の大畑光宏部長に見舞金30万円の目録を手渡しました。
2月に発生した大船渡市の山林火災では、宮城県内にある11の消防本部から3週間で1150人が緊急消防援助隊として派遣され消火活動にあたりました。
宮城県の高橋部長は今後について、「災害の復興に当たりさまざまな形で応援していきたい」と述べました。
これに対し県の大畑部長は「見舞金を被災者の支援、産業の復旧・復興に使わせてもらいます」と感謝を伝えました。
宮城県復興・危機管理部 高橋義広部長
「ソフト的な部分・ハードのノウハウの部分、そういったものをお伝えしながら、一緒になって復興をサポートしていきたい」
今回の山林火災で全国の都道府県から県に寄せられた見舞金は、東京都、鳥取県に次いでこれが3件目で合わせて160万円となりました。