シャープが、液晶パネルを生産する亀山工場を台湾の親会社に売却すると発表しました。
シャープは三重・亀山市で液晶パネルを生産する亀山工場のうち第2工場を、2026年8月までに、親会社・台湾の鴻海精密工業に売却すると発表しました。
この工場ではかつて「世界の亀山モデル」を生産していて、近年は中・小の液晶パネルの生産のみが行われていました。
シャープは12日、2024年度の通期決算を発表し、最終利益が約360億円となり、3年ぶりに黒字になったと発表。
沖津社長は「低収益事業の構造改革を実行するとともに、再成長に向けた基盤構築が進んでいる」と話しました。