荘内病院が千葉にある「がん治療」の専門病院と連携し、6月からオンラインを使った患者向けの相談を始めることになった。
荘内病院ではこれまで、医療連携協定を結ぶ千葉・柏市の国立がん研究センター東病院の医師1人が月1回、セカンドオピニオンとしての「がん相談外来」を行ってきた。
これに加え、6月から始める「おんらいん がん相談」は、荘内病院の診察室から東病院の専門医と直接話すもので、機器の設定や操作は看護師などが同席してサポートする。
荘内病院に通院する患者やほかの病院から紹介された患者が対象で、病状に合った医師からより専門的な意見を聞くことが可能になり、これまでより日程の調整もしやすくなるという。
(荘内病院・鈴木聡院長)
「手続きは病院でやり、病院の中で相談を受け、病院の情報機器も使う。何といっても看護師がそばにいて理解度を確かめながら進めていける、これは全く新しいやり方と認識している」
相談は健康保険の適用外で、費用や予約方法についての問い合わせは「荘内病院地域医療連携室(TEL 0235-26-5155)」。