紛争や干ばつによって深刻な食糧不足に直面しているアフリカの子供たちに自分たちが育てたコメを届けようと、津山市の小学生が5月12日、田植えを行いました。
ぬかるみに足を取られ、慣れない手つきながらも一生懸命、キヌヒカリの苗を植える児童たち。この活動は食糧難に苦しむ西アフリカのマリ共和国を支援しようと津山市の高野小学校が29年前から行っています。
ほとんどの児童は田植えは初めて。最初は、とまどいながらも次第にコツをつかみ夢中になって苗を植えていました。
(児童は…)
「(泥は)気持ち悪かったけれど、慣れたら気持ち良かった」
「コメをマリ共和国の人においしく食べてもらいたい」
9月中旬には約500キロのコメが収穫できる見込みで、児童たちが稲刈りをしたあと、マリ共和国へ送られます。
「マリの皆さん、心を込めて植えました」