ローマ教皇レオ14世は、選出後初めて迎えた日曜日の祈りの集会を開き、ウクライナ情勢についてできる限り早く和平を実現するよう呼びかけました。
教皇レオ14世:
真の永続的な平和に一刻も早く到達するために、可能な限りのことがなされますように。
11日、サンピエトロ大聖堂前に集まった人たちの前に姿を現した教皇は「愛するウクライナの人々の苦しみを胸に抱いている」と述べ、すべての捕虜が解放され、子どもたちが家族のもとに帰れるよう呼びかけました。
また、パレスチナのガザ地区で起きていることに「深く傷ついている」と述べ、直ちに停戦を実現するよう呼びかけました。
一方、即時停戦で合意したインドとパキスタンについては「うれしく思う」とした上で、「今後の交渉を通じて永続的な合意に達することを願う」と述べました。
教皇は「私たちは第3次世界大戦という悲劇に直面している」と語り、世界の権力者たちに対して「戦争は二度と起こしてはならない」と訴えると、聴衆から大きな拍手が湧きました。