熊本県の水俣病認定審査会が11日熊本市で開かれました。冒頭、木村知事が「引き続き、療養支援や地域の融和対策を推進し、最高裁判決を尊重して着実に審査を進めていきたい」とあいさつしました。
今年度最初となった審査会には委員ら17人が県内外の50代以上の男女あわせて20人を審査しました。
審査結果は1か月半から2か月をめどに出される予定です。
公健法に基づく水俣病の認定申請をして現在、結果を待っている人は4月末時点で262人。これまでに水俣病と認定された患者は1791人で、延べ1万3491人の申請が棄却されています。