郵便局で配達員の酒気帯び状態を確認する「法定点呼」が適切に行われていなかった問題で、国交省・北海道運輸局が5月9日、札幌市の郵便局の立ち入り検査に入りました。

 「午後1時30分です。北海道運輸局の職員が続々と建物のなかに入っていきます」(川瀬雄也 記者)

 北海道運輸局が立ち入り検査したのは、札幌市中央区の山鼻郵便局です。

 日本郵便は4月23日、全国3188のうち7割を超える2391の郵便局で配達員の酒気帯びの有無を確認する「法定点呼」が適切に行われていなかったと明らかにしました。

 北海道では8割を超える239の郵便局で不適切な点呼が確認されていて、北海道運輸局は順次、立ち入り検査に入るということです。

 日本郵便では点呼の様子を防犯カメラで確認するなど再発防止に努めるとしています。

北海道文化放送
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