秋田市の沼谷市長は9日、就任後初めての市議会に臨み、「市民や議会との対話を重ね、持続可能な秋田市をつくっていきたい」と意気込みを述べました。

9日午前9時50分過ぎ、秋田市議会の本会議場に姿を現した沼谷市長。就任から間もなく1カ月、初めて市議会に臨みました。

秋田市・沼谷純市長:
「より良い秋田市を次の世代に残すため、スピード感を持って市政を前進させていきたいという揺るぎない決意を新たにしている。事業の検討プロセスを重視し、庁内での十分な議論の積み上げはもとより、市民・議会への丁寧な説明と対話に努めることで経営資源の最適配分を図り、人口減少対策をはじめ、将来にわたって持続可能な秋田市をつくっていく」

ところで、沼谷市長は市役所に初登庁した4月14日、前市長肝いりの政策だった外旭川地区のまちづくり事業について、計画を白紙撤回すると表明しました。

沼谷市長は9日、事業パートナーを務めるイオンタウンの社長らと面会して白紙撤回の判断に至った経緯を説明し、「了承を得た」としています。

この件について沼谷市長は「今後について引き続き協議を継続していくことを確認した」と市議会に説明しました。

秋田テレビ
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