七十七銀行は5月9日、昨年度の決算を発表し、グループ・単体とも増収増益となり、4年連続で最高益を更新したと明らかにしました。
七十七銀行によりますと、昨年度の連結決算の純利益は392億7千万円で、前年度と比べて31.7%増えました。単体でも純利益が33.8%増の385億8千800万円となり、いずれも4年連続で過去最高益になったということです。
七十七銀行は、貸出金の利息や有価証券運用の収益が増加したことなどから利益を着実に積み上げられたとしています。
七十七銀行 小林英文頭取
「金融×コンサルと呼んでいるが、そこの営業を強化してきた成果でトップラインが伸びてきている。また、非常に経費が抑制されている中で生産性が向上してきている」
七十七銀行は今年度も増収増益を見込んでいて、職員の賃金を平均5.1%引き上げ、新卒の初任給も採用区分ごとに5千円から1万円引き上げるということです。