民間の信用調査会社東京商工リサーチによりますと、長野県木曽町で飲食店などを手掛けていた「武藤商事」が長野地裁松本支部から破産開始決定を受けました。
武藤商事は1980年に創業、飲食店を主体に贈答品の販売も手掛け、1995年12月期には売上高5000万円を計上していました。
しかし、以降は経営環境の変化から業績が悪化。
2020年以降は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、2023年12月期の売上高は260万円まで落ち込み、2000万円ほどの債務超過に陥ったということです。
事業再建のめどは立たず、2024年11月頃に事業を停止、今年3月末に自己破産を申請していました。