警察庁長官が「警察官の採用情勢は極めて厳しい状況」として、人材確保に向けた取り組みを進めるよう警察幹部を集めた会議で指示しました。
楠芳伸警察庁長官:
全国的に受験者数が減少し、競争倍率が低下する傾向にあることに加え、合格後の辞退者数が増加傾向にあるなど、採用情勢は極めて厳しい状況。
都道府県警の警務部長などを集めた会議が都内で開かれました。
警察庁の楠長官は「優秀な人材の確保は警察組織の将来を左右する重要課題」として、これまでアプローチをしていなかった中高生に対しても警察業務について情報発信するなど、人材確保に向け採用活動の強化を指示しました。