福山市の自宅で5歳長男の顔を殴りけがをさせたとして父親が逮捕された事件で、長男のけがは4回確認されていたことが分かりました。

警察などによりますと、傷害の疑いで9日朝、送検された福山市御幸町の無職・岩下桂士容疑者(45)は、今年3月22日から28日までの間、自宅で長男(5)の顔を拳で殴り、けがをさせた疑いがもたれています。

長男は左顔面を打撲するなど全治10日程度のけがをしました。

警察の調べに対し岩下容疑者は「殴っていない」と容疑を否認しています。

県東部こども家庭センターは2022年から4回、ひっかき傷やあざを確認していましたが、今回の事件と関連があるかはわかっていないということです。

警察は日常的に虐待があったとみて、事件の経緯を詳しく調べています。

テレビ新広島
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