北海道札幌市手稲区で2025年4月、10歳の長男を殺害した疑いで逮捕された父親が、警察の調べに「死刑になりたかった」と話していることが分かりました。
4月22日、札幌市手稲区の自宅で小学5年生の長男・律くんの首を絞めて殺害した疑いで、父親の厚海慎一容疑者が逮捕された事件。
捜査関係者によりますと、厚海容疑者は調べに「人生を終わらせたかった。自分が死ぬためには死刑になるしかない。そのために息子を殺した」などと供述しているということです。
律くんは当時、水が張られた浴槽から発見され、厚海容疑者は「両手とコードで首を絞めた」と話しています。
札幌地検は厚海容疑者の刑事責任能力を判断するため、5月8日から鑑定留置を始めています。