2025年6月に、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げ予定のH2Aロケット50号機に搭載される衛星が到着し、種子島宇宙センターに移送されました。

2001年から運用を開始し、打ち上げ成功率約98%を誇るH2Aロケットは、50号機を最後に打ち上げを終え、日本の基幹ロケットはH3ロケットに移行することが決まっています。

この50号機に搭載される観測衛星が4月末、南種子町の島間港に到着しました。

コンテナに収められた観測衛星「GOSAT-GW」は、海面水温や温室効果ガスなどの観測を行うものです。

衛星はトレーラーでゆっくりと移送され、1時間半ほどかけて港から約18km離れた種子島宇宙センターに向かいました。

H2Aロケット50号機は6月24日、午前1時33分から午前1時52分の間に打ち上げられる予定です。

鹿児島テレビ
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