仙台一高・二高定期戦が5月10日に行われます。定期戦を前に8日、両校の応援団や生徒たちが仙台市の中心部で行進やエール交換を行い、激しい火花を散らしました。

記者リポート
「サンモール一番町商店街です。10日から行われる一高二高定期戦を前に、両校の行進が始まりました」

8日、仙台市の中心部で行われたのは、10日に開催される仙台一高・二高定期戦のPR・アピール行進。「杜の都の早慶戦」とも称される、この定期戦の始まりは1900年。今年で戦後80回目を迎える伝統の一戦です。野球部のみならず、応援団を中心とした全校生徒が、伝統校のプライドをかけて戦います。

中心商店街を声を張り上げながら歩く行進も毎年行われているもので、この時期の風物詩になっています。

仙台一高の生徒
「5連覇が懸かっているので応援頑張ります。絶対勝つぞー!」

仙台二高の生徒
「僕ら3年生なので毎年やっているんですけど、今年は一段と盛り上がりがすごくて、4年連続負けているんですけど、懸ける思いが違うなと思います。絶対勝ちます!」

街を行き交う人も足を止め、行進に見入ります。

見物客
「孫が一高。さっき止まって校歌を歌ったんだけど、すごく素晴らしいと思いました。普段聞けないでしょ、厳かな感じがしました。若い人たちのエネルギーすごいですよね、もらえるなと思いました」

商店街を練り歩いた後は、西公園でのエール交換。両校の意地がぶつかり合う瞬間です。

定期戦は4年連続で仙台一高が勝利中。今年も一高が勝つと、史上初の5連覇となります。戦後80回目の伝統の一戦は10日午後1時から、楽天モバイルパークで行われます。

仙台放送
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