高知市で8日、教育長や市長らがこの夏の小学校の水泳授業再開に向け議論を交わしましたが、開始日時は未定のままです。
桑名高知市長や高知市の永野教育長らが参加して開かれた高知市総合教育会議。水泳授業の再開について議論が交わされました。
永野隆史 高知市教育長:
「改めて高知市のそれぞれの学校づくりから原点に立ち返っていただきたい。水泳の授業の事故を機に、一校一校が子どもを大切にしていく組織になっているか、校長の考えが末端まで響いて伝わっているのか、そういう思いの中で仕事を続けていってほしい」
桑名高知市長:
「立ち止まりながら(水泳授業再開が)できるのかどうか確認しながら、各校が一斉になって準備が整い次第、授業が再開されていく。安全安心をしっかりと肝に銘じて、子供たちの未来に向かって取り組んで参りたい」
高知市はこの夏の水泳授業を再開する方針ですが、開始日時などはまだ決まっていません。
永野教育長は、8日に行われた教師対象の研修会や、市教委作成のマニュアルで各校の安全対策の確認が取れ次第、準備を進めていくとしています。