大阪や京都などで、スポーツジムを狙った窃盗事件が相次いで発生しています。トレーニング中の隙を突いた犯行で、逮捕されたのはいずれも18歳の男でした。
大阪府警が窃盗の疑いで逮捕した18歳の無職の男は先月、大阪市中央区の会員制トレーニングジム「チョコザップ」で、女性会員の現金6万7000円が入ったかばんを盗んだ疑いがもたれています。
警察によると、店の近くに現金を抜き取られたかばんが捨てられていたということで調べに対し男は「お金に困っていた」などと容疑を認めています。
大阪府内ではことし1月から同様の事件がおよそ70件起きていて、ジムの荷物置き場に扉や鍵はついていなかったケースが多かったということです。
一方、京都府警は去年10月からことし1月にかけて京都市や奈良県などのスポーツジムで、現金や衣服を盗んだ疑いで当時高校生の18歳の男2人をそれぞれ窃盗の疑いで逮捕しました。
被害額はおよそ94万円です。
2人は容疑を認めていて偽名で入店に必要なＱＲコードを入手して、「ジム活」と称し24時間営業の無人のジムを狙っていました。
(関西テレビ「newsランナー」2025年5月8日放送）
