湖西市を車で走行中に病気の影響で運転が困難な状態になり、対向車線で信号待ちをしていた大型トラックに衝突した上、会社員の女性に軽いケガをさせたとして、同市に住むパート従業員の男が書類送検されました。

危険運転致傷容疑で書類送検されたのは湖西市に住むパート従業員の男(66)で、1月29日正午頃、同市坊瀬の市道を車で走行中に病気の影響で運転が困難な状況になり、対向車線にはみ出した上に信号待ちをしていた大型トラックに衝突して浜松市中央区に住む会社員の女性(40代)に首の捻挫や腰と足の打撲など全治10日程度のケガをさせた疑いです。

警察によると男は糖尿病を患っていて、事故当時は低血糖に伴う意識喪失状態だったと見られています。

男は運転の前から体にふらつきを感じるなど病気による体調不良を自覚していて、本来は運転を控えるか、症状が回復するまで待たなければならないにも関わらず車に乗っていて、「体調不良はわかっていたが、いけると思った」と容疑を認めているということです。

警察は薬の服用状況などについては明らかにしておらず、事故前後の詳しい状況について調べを進めています。

テレビ静岡
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