闇バイトなど若者のトラブルを防ぐ取り組みです。
出雲市の中学校で、生徒たちが犯罪の入口にもなる”インターネットの危険性”について学ぶ特別授業が行われました。

出雲少年サポートセンター少年補導職員・田邨陸さん:
『面白いから』という理由でインターネットを安易に使用すると…。

出雲市の出雲北陵中学校で行われた特別授業「ネット安全教室」。
全校生徒や教職員、保護者など約120人が参加しました。
教室では、初めに出雲警察警の少年補導職員が過去の被害事例を紹介、インターネット場で公開された画像や情報は取り消しが難しいことなど、その危険性について説明しました。
そして、SNSなどで知り合った人と会わないこと、薬物の使用や知らないうちに犯罪に加担してしまう闇バイトに注意するよう呼びかけました。

生徒:
SNSは危険だとわかって、僕もSNSを使うときには気を付けたいと思いました。

生徒:
写真をSNSに一度アップするとなかなか消えなかったり、すごい怖いなと思いました。

警察庁によると、SNSが原因のトラブルは、2024年の1年間に全国で1486件に上り、その約半数が中高生によるものだということです。

出雲警察署生活安全課・金弦巧課長:
進学の機会や年の変わりを通じて、初めて携帯を持つ方がいると思う。最初の時点でそういったルールを身に着けていただいて安全に使っていただきたい。

警察は、今後もこうした教室などを通じて中高生にインターネットの危険性や安全な使い方を指導していきたいとしています。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

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