中国の遊園地で起きた火災の映像。
建物の一部が激しく燃えています。

離れた場所からでも確認できるほど大きな火災ですが、現場近くの映像に記録されていたのは、「ちょっと暖かくなった」という、のんびりとしたつぶやきです。

なぜ慌てていないのでしょうか?

現場は中国・上海にある遊園地『ハッピーバレー』です。
さまざまなアトラクションやショーが楽しめるこの場所で火災が発生したのは、5月3日のことでした。

建物から火の手が上がり、瞬く間に燃え上がったのです。

離れた場所から炎を見た人は気が動転。
それとは対照的に、現場近くにいた来場者は、なぜか慌てることなくその場にとどまっています。

観客がパニックにならなかった理由の1つとして考えられているのが、ここで人気のショーです。

達人らが巧みに炎を操るファイアショー。
映像では時折、激しい炎を上げる様子が確認できます。

この遊園地では、ファイアショーのような火を使った演出がよく行われていたこともあり、現地メディアは、「観客が演出と勘違いしていた」などと報じています。

これまでに出火原因は分かっていませんが、けが人などは出ていないということです。

フジテレビ
フジテレビ

フジテレビ報道局が全国、世界の重要ニュースから身近な話題まで様々な情報を速報・詳報含めて発信します。

国際取材部
国際取材部



世界では今何が起きているのか――ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、モスクワ、イスタンブール、北京、上海、ソウル、バンコクのFNN11支局を拠点に、国際情勢や各国の事件・事故、政治、経済、社会問題から文化・エンタメまで海外の最新ニュースをお届けします。