カエルの鳴きまねで「熱演」です。
鳴き声に特徴がある「タゴガエル」の「鳴きまね大会」が鳥取市で開かれ、タゴガエルが生息できる環境の保護を呼びかけました。

「グワ グワ グワ…」

参加者が熱演しているのは、「タゴガエル」の鳴きまね。鳥取市の湯所神社で開かれた「鳴きまね大会」です。
国内の広い範囲に生息するタゴガエル。山あいの渓流などきれいな水が流れる環境を好み、この神社の裏山にある崖が生息地のひとつになっています。
地元では、こうした生育環境を守ろうと、3年前に保存会が発足、翌年シンボルとしてカエルの石像を設置したのをきっかけに、この鳴きまね大会を始めました。
3回目となる2025年は、県の内外から前年の5倍近い53組が参加。コスプレや小道具を駆使しながら鳴きまねを披露しました。
大会では、3人の審査員が15点満点で審査しました。

審査の結果、肩車をして鳴きまねを披露した、羽田直樹さん茉莉花さん親子が優勝しました。

優勝した羽田直樹さん:
2大会連続で最下位でしたが、子供の力を使って優勝しました。

羽田茉莉花さん:
絶対優勝できないと思っていたので、うれしいです。

羽田直樹さん:
もっとタゴガエルが知られて地域が盛り上がればいい。

タゴガエル保存会・山口輝幸会長:
たくさんの人が参加してくれて大成功!

保存会では、こうしたイベントなどを通じてタゴガエルについて知ってもらい、その住み家のきれいな環境を守っていきたいとしています。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

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