福島県福島市で5月5日に開催された、“こどもの日”の催し中に提供されたチキンステーキについて、適切な調理がなされずに提供されていたと福島市が公表した。
福島市によると、不適切な食品の提供があったのはJR福島駅近くの「駅前にぎわい広場」で営業していたチキンステーキの出店で、こどもの日にちなんで開催された「まちなかこどもの日」での出店のひとつ。
午後1時ごろに提供されたチキンステーキを食べた客から「腐敗臭がする。傷んでいるのではないか」と申し出があったため、市の担当者が食品を確認し、直ちに営業を中止させたという。
この店舗では88食が提供されたが、午後5時半時点で健康被害の報告はない。
福島市では、この出店で購入した食品を食べて体調に異変を感じた場合には、速やかに医療機関を受診したうえで福島市まで連絡するよう呼びかけている。