5日午前3時前、兵庫県豊岡市の城崎温泉の旅館で火事があり、従業員とみられる男性1人が一酸化炭素中毒の疑いで病院に搬送されましたが意識はあるということです。また、当時、旅館には43人が宿泊していましたが、避難し無事でした。火は午前6時半ごろほぼ消し止められました。
午前2時50分ごろ、豊岡市城崎町湯島にある旅館「千年の湯 権左衛門」から火が出ていると宿泊客などから消防に通報がありました。
消防車8台が出場し、消火にあたりましたが火の勢いは強く、旅館のほか4棟などに延焼し、午前6時23分にほぼ消し止められました。
消防などによりますと、この火事で従業員とみられる男性が一酸化炭素中毒の疑いで病院に搬送されましたが、意識はあるということです。
この旅館には当時、43人の宿泊客がいたということですが、全員避難をして無事だということです。
警察と消防では、火事の原因などについて、火が消し止められた後に詳しく調べる方針です。