大雨のため3時間遅れでプレーボールとなった試合。
佐々木朗希投手(23)が日付をまたいで熱投を見せました。

試合前、ブルペン入りしたのは大谷翔平選手(30)。
二刀流復活へ向け慎重なリハビリを続けていますが、この日は直球のほかにツーシーム、スプリットなど35球を投げ込みました。

最速は151kmと順調な調整が続いています。

しかし、順調にいかなかったのはこの日の試合。
ロサンゼルス・ドジャースにとって10連戦の2戦目は、雨のため試合開始が3時間も遅れます。
プレーボールは、なんと現地時間の午後10時20分過ぎ。

睡眠時間をしっかり確保したいタイプの大谷選手にとってはそろそろ眠くなる時間かもしれませんが、第1打席から目の覚めるような当たりをセンターへ飛ばし、2試合ぶりのヒットをマークします。

先発は、7試合目の登板でメジャー初勝利を狙う佐々木投手。
しかし1点リードで迎えた2回にヒットとスリーベースで1点を失い、同点に追いつかれてしまいます。

そんな佐々木投手を援護したい大谷選手は3回の第2打席。
初球のカーブを捉えます。

センターへ今シーズン第8号ホームラン。
“パパ初ホームラン”から3試合ぶりの一発で勝ち越し点を奪います。

大谷選手は4回の第3打席でもセンター前ヒットを放ち、今シーズン5度目の3安打をマーク。
深夜のアトランタで大暴れです。

そうなると、期待はルーキーの初勝利。
日付を超えて投げた佐々木投手は5回を98球、6安打3失点で勝利投手の権利を持ってマウンドを降りました。

その後、チームはフリーマン選手のホームランなどでリードを広げ10対3で勝利。

佐々木朗希投手は移籍後7試合目でようやくうれしいメジャー初勝利を手にしました。

佐々木朗希投手:
まずはホッとしているというか、良かったなうれしいなという気持ちです。すごく特別でなかなか忘れることができないんじゃないかと思います。

フジテレビ
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報道スポーツ部
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