当初の想定の倍以上に膨らむ見込みのアジア大会の経費について、主催者にあたるOCA=アジア・オリンピック評議会は、2025年5月2日、地元の組織委員会に責任があると述べました。

 OCAは名古屋市内のホテルで2日間にわたり組織委員会と大会準備の進捗を話し合い、2025年5月2日午後、記者会見を開きました。

 資材の高騰などから、想定の倍以上の2000億円を超える見通しの大会経費について、OCAのタヤブ調整委員長は「バランスの取れた予算になるようアドバイスするが組織委員会に責任がある」と述べるに留めました。

 また組織委員会に対し、若い世代を中心に大会のPRに課題があると指摘したことを明らかにしました。

 大会が2026年秋に迫る中、OCAからの要望でクリケットと総合格闘技を新たに実施することも決まっていて、組織委員会会長の大村知事は国に財政支援を求めています。

東海テレビ
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