西鉄は2日、天神大牟田線の主力車両5000形のデビュー50周年を記念し、車両の塗装色「アイスグリーン色」のオリジナルスニーカーを限定販売すると発表しました。

5000形は、視認性が高く街並みに映えることを意図してアイスグリーンの車体とボンレッドの帯でデビューし、今年10月に50周年を迎えます。

当時としては斬新な塗装で、天神大牟田線の他の車両にも広く採用され、現在でも全285両のうち約6割を占めるなど天神大牟田線を代表するカラーリングとなっています。

デビュー50周年を記念して、沿線の久留米市に本社・工場を構えるムーンスターとコラボレーションしたオリジナルスニーカーを先着500足限定で販売することになりました。

スニーカーは「沿線の歴史から生まれた靴で、新たな旅の一歩を」をコンセプトに、アイスグリーン色のアッパーにボンレッドのラインが施され、インソールには西鉄とムーンスターのロゴが印刷されています。

サイズは22.0センチから29.0センチの1センチ刻み、価格は1万3200円(税込み)で、5月2日からWEB限定で予約を受け付け、9月中に発送予定です。

また、スニーカーが入ったパッケージの一部パーツを切り取って組み立てるとオリジナルフォトフレームになるということです。

両社はそれぞれの歴史を通じて人々の“足”を支える重要な役割を果たしてきたとして、西鉄は「この靴をはいて、沿線の新たな魅力を探す旅に出かけましょう」と呼びかけています。

このほか「西鉄電車アイスグリーン50周年企画」として、ラッピングバスの運行やさまざまなイベントを開催する予定だということです。

テレビ西日本
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