人通りの少ない商店街を復活させるための新たな取り組みが、福岡県北九州市でスタートしました。
アーケード街の店舗の前に並ぶキッチンカー。
北九州市八幡西区の「黒崎カムズ通り」で2日から始まったのは、「ほこみち」と呼ばれる制度を活用してアーケード一帯を盛り上げようというイベントです。
出店者たちに配布されているのは道路の通行許可証。
国交省が進める「歩行者利便増進道路」制度、通称「ほこみち」制度は、新たなにぎわいを生み出すために道路の使用条件を緩和するもので、これまで1カ月だった道路使用許可の期間を最大1年間に拡大。
面倒な手続きが減り、出店のハードルが下がります。
◆出店者
「(新たなお店も)来やすいんじゃないかと思います。色々なお店が盛り上がっていけたらいいなと思います」
◆北九州市 道路計画課 合屋智史さん
「独自の賑わいが生まれたり、沿道の人が自慢のできる通りになることを期待しています」
「ほこみち」で人通りの復活へ。
黒崎カムズ通りでは今後、毎週金曜と土曜にイベントを開催していくということです。