7月にアユ釣りが解禁されるのを前に、5月2日、地元の漁業組合は仙台市内を流れる広瀬川にアユの稚魚を放流しました。
記者リポート
「これから放流されるのは10センチほどのアユの稚魚です。釣りができる頃には倍の大きさまで成長するということです」
2日、青葉区の広瀬川では地元の漁業組合が川の下流に向かいながら、橋の上や川岸など7カ所でアユの稚魚を放流しました。
この放流はアユ釣りが解禁される7月1日を前に毎年行われていて、今年は広瀬川と名取川で、3日に分け、合わせて15万匹ほどの稚魚が放流されます。
今年は稚魚やエサ代の高騰が重なり放流される稚魚は例年の半分ほどの量にとどまったということです。
広瀬名取川漁業協同組合 宍戸宗代表理事組合長
「7月1日にはアユも大きく成長して18センチから20センチになる。楽しんで釣っていただきたい」
放流されたアユは釣りが解禁されるまで、コケを食べて成長するということです。