岡山県教育委員会は5月2日、2025年1月に実施した県立中学校の入試問題で出題ミスがあったと発表しました。合否に影響はないということです。

岡山県教委によりますと、出題ミスがあったのは2025年1月11日に実施された県立中学校、県立中等教育学校入試の「適性検査2(※2はローマ数字)」です。

日本国内のアンテナショップの数を示す円グラフで「その他」の数値が正しいものより小さくなっており、それに伴う設問で「東京」が占める割合が大きく示されていました。また、東京都内のアンテナショップの来店人数の資料で「令和4年時点」と表記するべきところを「令和4年度」としていました。

4月中旬、入試の過去の問題を制作する出版社からの指摘で発覚。岡山操山中学校、岡山大安寺中等教育学校など4校で実施され、合わせて1159人が受験しましたが、設問の趣旨が変わるものではなく、全ての答案を再確認した結果、合否に影響はなかったということです。

岡山県教委は今後、問題のチェック体制を強化し、再発防止に努めたいとしています。

岡山放送
岡山放送

岡山・香川の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。