4月に栃木県の高速道路で起きた逆走事故を受けて、福島県で警察などがインターチェンジの点検を行った。

5月2日、福島県伊達市の東北中央自動車道・霊山ICで行われた逆走防止対策の合同点検には、警察やネクスコ東日本の職員など約20人が参加した。
4月26日、栃木県那須塩原市の東北自動車道では逆走がきっかけで3人が死亡する事故が発生した。
今回の点検は、逆走の原因となる可能性が高い「平面交差」のインターチェンジの安全性を高めるためのもので、参加した団体からは「看板を見やすい位置に変えた方が良い」などといった意見が上がった。

福島県警察本部・高速道路交通警察隊の半沢正行隊長は「ドライバーの皆さんにはよく標識・表示などを確認したうえで、進行していい方向なのかというのをよく確認したうえで走っていただきたいと思います」と話した。

「平面交差」のICは福島県内に8箇所あり、福島県警は大型連休中に交通量が増える可能性があることから対策を急ぐことにしている。

福島テレビ
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