トランプ関税の影響が広がる中、日銀は金融政策決定会合で政策金利を維持しました。
日銀は、金融政策の政策金利を0.5%程度に据え置くことを決定し、追加の利上げを見送りました。
アメリカのトランプ大統領の関税措置の影響が広がる中、いまの金融政策を維持しました。
また、日銀は経済・物価の最新の見通しを公表し、2025年度の経済成長率を0.5%に、物価上昇率を2.2%に、いずれも引き下げました。
日銀・植田総裁:
日米の交渉のように順次行われている交渉もあるし、(相互関税の上乗せ分停止期間)90日たっても、まだというところも残ると思います。多少の不確実性はまだ残るという、なんとも断定しにくい状態が続くかなと。
植田総裁は、次の利上げのタイミングについて、「経済の動き次第で大きく前後する可能性がある」との認識を示しました。