5月1日は新茶の摘みごろとされる「八十八夜」です。
岩手県盛岡市の日本茶専門店では旬の味を楽しんでもらおうと、来店した人たちにお茶が振る舞われています。
盛岡市の複合商業施設「monaka」にある日本茶専門店「繁田園」では、毎年この時期に新茶を無料で振る舞っています。
振る舞われているのは鹿児島産の新茶で、豊かな香りが特長です。
2025年は3月に寒い日が続いたため、例年より新芽にうま味が凝縮され、濃い風味に仕上がったということです。
八十八夜を迎えた1日も多くの人が店を訪れ旬の味を堪能していました。
試飲した人は「おいしいです、とても。まろやかで」と話していました。
店によりますと、出来の良い2025年は例年以上に注文が相次いでいるということです。
繁田園/日本茶インストラクター 繁田奈菜子さん
「この時期にしか新茶は味わえないので季節を感じながら飲んでもらいたい」
新茶の販売と振る舞いは6月中旬ごろまで続けられる予定です。