岩手県奥州市では田植えが始まり、本格的な農作業シーズンがスタートしました。
田植えが始まったのは奥州市江刺にある菊池幹由さんの水田です。
5月1日は15センチほどに育った「ひとめぼれ」の苗を機械を使って植えていました。
菊池さんは6月始めごろまでに約40ヘクタールの水田で田植えをする予定です。
奥州市のコメ農家 菊池幹由さん
「2024年より3日遅い、雨が降って。これから気候も落ち着いてくるのでいいタイミングだと思ってる」
全国的にコメの品薄や価格高騰が続いているなか、菊池さんはおいしいコメを消費者に届けたいと意気込んでいます。
奥州市のコメ農家 菊池幹由さん
「高いと言われながら経費がかかったり大変な作業なので、生産者が喜べる価格を維持しながら消費者に対してはいいコメを作りたい」
1日に植えた「ひとめぼれ」は9月中旬ごろに収穫され、ブランド米「江刺金札米」として販売する予定です。