2万株のシバザクラが咲き誇る富山県砺波市の「新屋敷芝桜まつり」はとなみチューリップフェアの連携イベントとして多くの観光客などを集めてきましたが、今年が最後の開催となり惜しむ声が聞かれます。
*リポート
「地元の方が丁寧に手入れしたこの足元一面の芝桜。最後の春を惜しむように静かに咲いています」
新屋敷芝桜まつりは、地元の住民が岸渡川の両岸や周辺の道路、用水路沿いに約2万株のシバザクラを植え、丹精込めて育てながら10年近くにわたって開催してきました。
しかし、担い手の高齢化や花の劣化などにより、今年を最後に幕を下ろすことになりました。
新屋敷の春を彩る芝桜まつりに訪れた多くの人からは惜しむ声が聞かれました。
*訪れた人
「え、そうなんですか?目に焼き付け、写真をばしばし取って帰りたい」
「買ってきた、あそこで。これだけ全部手入れするのは大変だと思う」
芝桜まつりは5月5日まで開催され、入場は無料ですが、1人100円の協力金が呼びかけられています。