先月20日に運転を再開した黒部峡谷鉄道のトロッコ電車の沿線2カ所で、雪崩の影響による土砂崩れが見つかりました。

土砂崩れが発見されたのは欅平駅と鐘釣駅の周辺の2カ所で、先月行われたヘリコプターからの目視調査で見つかりました。

黒部峡谷鉄道によりますと、今年はとくに積雪が多く、2月の積雪量は欅平駅周辺で2.7メートル、鐘釣駅周辺で2メートルと前の年から2倍以上の積雪を記録していて、今回の土砂崩れも大雪が原因だとみています。

先月20日に宇奈月駅から柳橋駅までの運転を再開したトロッコ電車は、今月10日までに猫又駅まで運行区間を延長する予定ですが、今回の土砂崩れによる影響はないということです。

黒部峡谷鉄道では雪解けを待ってから、他の場所でも土砂崩れが起きていないかなど現地調査を行うことにしています。

富山テレビ
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